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おすすめ本『合コンしようぜ! 広告代理店マン バブル狂騒曲』─通勤時にサクッと読むのに最適なユーモアノベル

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おすすめする本

知人の元大手広告代理店マン関口氏がバブル時代の広告業界の内情と合コンの日々を実体験をもとにノベル化したものです。
著者の関口氏の手書きの原稿を読ませて頂き、たいへん面白く、バブル時代の風俗史としての価値もある。多くの人に読んでほしい、このまま埋もれてしまうのはもったいないと思いました。
しかし出版社へのコネがあるわけでもない。 そこで、amazonKindleダイレクトパブリッシングを利用すれば多くの読者に読んでもらえると考え、私が原稿のデータおこしからamazonKDPへの登録手続きなど裏側をお手伝いさせて頂くことになりました。

今回はそれを紹介させて頂きます。
プロデュースした私が言うのも手前味噌ですが、大変おもしろい内容になっています。 プロの書き手ではないですが、ひとつひとつのエピソードがバカバカしく、おもしろい。そしてなんと言ってもすべてが実話! ゆえにバブル時代の資料としての価値もあるのではないかと思っています。

 

amazonKDPや楽天KOBOなどのローコスト自費電子出版が、こういうプロの書き手ではないが、おもしろいエピソード持っている人々の記録を世に送り出す手段となればいいなと思っています。
またそのための情報発信も行っていこうと思っています。

出版までの道のりはコチラの記事をご参照下さい。
▼関連記事▼


素人がamazonから電子書籍を出版した - エルディの逃避数列

概要・あらすじ

ほぼ実話です。
バブルのまっ只中の一九八八年(昭和六十三年)からのほぼ二十年間。日本のバブル・バブル崩壊失われた十年間。そして少し前のITバブル。現在の世界的大不況と目まぐるしく変わる時代をものともせずに、只、ひたすら女の子達との合コンを繰り返してきた、一部の総合広告代理店マン達のエピソード集です。

ときは昭和の終わり。 携帯電話がまだ弁当箱以上に大きかった時代。 ポケベルで女性と連絡をとり、合コンをセッティングしていました。 バブルの熱狂。
そして昭和の終幕が見え始め、うっすらと感じられるバブルの崩壊の予感。

「えっ、こんな事、本当の事なの? まさか!」と思われる方もいらっしゃるであろうし、「何てバカバカしい!」とあきれてしまう方もいらっしゃるでしょう。
しかし全てに活気が失われ後ろ向きな機運が蔓延している今だからこそ、たとえバブル、泡の様な時代であったとしても、それを決して肯定する訳でもなく、とにかく元気があり前向きで、一生懸命で明るかった時代の空気を知ってほしいと思います。

感想

私はバブル世代より下です。
バブルの恩恵も受けなければ、時代の雰囲気も伝聞でしか知りませんでした。

現在の視点から見た時、バブルの熱狂からバブル崩壊昭和天皇崩御という現代日本史の大転換期です。
しかし当然、その渦中にいた人々はそんなことはわかりません。
本書の人物たちはひたすら合コンにあけくれます。
「何やってんだよ」って気持ちになりますが、それは現在の視点から見た限りでのこと。
今生きている時代が後々大転換点と呼ばれるなどと、同時代の人間にわかるでしょうか?
そんな歴史の大きな流れ、その中で生きる人間の卑小さ・滑稽さ・悲哀が感じられました。

と、ここまで真面目に紹介してみましたが、
著者本人曰く、「文字通りの意味でライトノベル」という軽薄な内容になっています。
憑かれたように合コンにあけくれる男達の、そして男という生物の滑稽さを大いに笑ってほしいと思います。

基本的には失敗談ばかりですが、合コンに役に立つテクニックもチラホラとありますので、草食系男子には勉強になるかもしれませんよ。
現代の草食系男子にはちょっと刺激が強すぎるかな……。

表紙のいかにも昭和なイラスト。実は著者の自筆です。 自費出版ならではの手作り感、ダサレトロな感じが個人的には好きです。

また、エピソードⅠとあるように、まだまだ面白エピソードはあるそうです。著者曰く、「スターウォーズ並に続けられる」とのことです。
本書が好評であれば、エピソード2,3と出していきたいと思います。
応援よろしくお願い致します。

こんな人におすすめ

  • バブル期を懐かしみたい人
  • バブル期がファンタジーとしか思えない人
  • バブル期の風俗史に興味のある人
  • 平成生まれの人
  • 広告業界に興味がある人
  • 草食系の人
  • ポジティブに生きたいと願っているネガティブな人

価格は電子書籍ならではの100円です。
それほど長くもないので、通勤時にサクッと読むのに最適です。
電子書籍ですので、ポチッとすればすぐ読めます。 Kindleがなければ、Kindleのアプリをダウンロードすれば読めます。
アプリに関してこちらの記事を参照ください→素人がamazonから電子書籍を出版した - エルディの逃避数列

 

では、何卒宜しくお願いします。
だまされたと思って購入してみてください。
(読んでだまされたと思った方には、予めごめんなさい)